■ ビザの申請代行手数料
カンボジアにくので、自分でビザを申請することにした。
今まで、ビザなんて入国の時にお金を払えば取れるものだと思っていたけど
(実際にとれるんだけど)、
さすがに今回はツアーなので旅行会社の方から「事前に取っておいてください」と
言われてしまった。
でも旅行会社に申請代行をお願いすると、なんと4000円も手数料がかかる! 高ーい!世の中には、ビザの申請代行を専門にしている業者さんもあって、 インターネットで簡単に探せるけど、それでも3000円程度の手数料がかかる。 ネットで手数料が安い業者を見つけても、「良く知らない人に自分のパスポート を預けてしまっても良いのか?」と心配になったりして、結局自分で申請することにした。 まあ手数料ケチっただけだけど。自分で申請すれば、料金は申請料のみ2700円(観光用)で済む。 今回は意外にすったもんだしたけど・・・普通は、思っているよりずっと簡単なので、 少しでも旅費を安くしたい人はぜひ自分で申請するといいと思う。
■ 申請に必要なもの
カンボジア大使館のホームページに、ビザ申請方法の案内がある。 http://www.embassy-avenue.jp/cambodia/index-j.htm 申請書もダウンロードできるので、事前に書いて行くことにした。こういうのって 大使館の受付窓口で書こうと思ったら「ホテルの名前が分かんない」とか「便名が・・・」 とか分からないことだらけで、今日は申請できませんでした、なんてことになり兼ねない。 母(同行者)の分も一緒に申請するけど、書類は自分で書いてもらうことにしよう。 書類に記入してもらって、パスポートと一緒に簡易書留で送ってもらった。 難なく申請書類の記入ができたのは、旅行会社の人が申請書の記入例を送ってくれたから。 最初は旅行会社に代行をお願いするつもりでいたので、念のためもらっていたけど、 やっぱり高いので自分で申請することにして、送っていただいた書類はちゃっかり使わせて いただいた。英語で記入することになっているが、よく機内で配られる入国カードみたいな 内容なので、それが書ける人は記入例がなくても問題ないだろう。 悩ましいのが、貼付する写真の大きさ。HPには「サイズ4×6cm、多少のサイズ違いは可」とある。 「多少」ってどれくらいだよ!ちなみに母が送ってきた写真は、私がみても「ああ、多少 小さいわね」と思える程度の数ミリの小ささだったんだけど、私の手元にたまたまある 証明写真は縦4cm×横3cmなんだよね・・・。これって多少の範囲なんだろうか、とかなり 迷ったけど、ぎりぎりまで大きく切り取って、勝負に出ることに決めた。
■ 大使館に行く
当然のことながら、大使館は平日の昼間しかやっていない(9:00〜12:00、13:00〜15:00、
受領は16:00まで)。会社をフレックスして行こうかと思ったけど、本当にたまたま、
仕事で近くに用事ができたので、昼休みを返上してささっと申請してくることにした。 カンボジア大使館は、地下鉄「青山一丁目」から10分もかからない場所にある。 大使館のホームページにも地図が載っているが、やや簡略化されているので、 Yahooの地図をプリントアウトして持って行くと良いだろう。 大使館というと、頑丈な門に閉ざされているというイメージがあるが、 カンボジア大使館の門は、頑丈そうだけど、最初から人一人通れるくらいは開いている。 中に入ると右手に正面玄関があり、左手に「VISA」という看板とともに 小さな入り口がある。ガラス張りで中の様子が分かるので、とっても入りやすかった。 こじんまりとしたオフィスには、机と椅子がいくつか置いてあり、ペンや写真を貼るための 「のり」、あと申請書もごっそり置いてあった。何やらパンフレットのようなものもあって 「大使館でビザを取った人限定のお得なツアー!」みたいなキャッチフレーズが見えたけど、 ビザ申請してる時点でツアーは決まってるような気がするんだけどなあ。
■ 二人分、申請する
男性が2,3人申請書類を書いたり、携帯で電話をしたりしていた。この人たちは、いわゆる
「代行屋」さんなんだろか・・・と思いつつ、窓口に並ぶ。ちょうど一人男性が並んでいて、
窓口のおばちゃんと話している。 男性「ビザはいつできますか?」 おばちゃん「・・・」 男性「(今度は英語で)ビザはいつできますか?」 おばちゃん「マンデー」 窓口のおばちゃんは日本語が分からないらしい。私は申請する前に聞きたいことが2つあったので、 英語で聞かなくちゃいけないのかと思うと、ちょっとブルーな気分になった。
すぐに私の番になった。
■ おばちゃん日本語をしゃべる
じゃ、帰ろう。と思ったら、「チョットマッテ」と引き止められた。なんだ、おばちゃん日本語
しゃべれるじゃん!と反論する間もなく、A4サイズの厚紙を見せられた。 「即日発行 1000円」 すかさず「ワンパースン、シェンイェン」と営業されてしまった。私の場合は二人分申請している ので、2000円だと言いたいのだろうか。手数料をケチるためにわざわざ来たのに、ここまできて やはり手数料をとられてしまうのか・・・恐るべしカンボジア人(多分)。ここは既に日本ではなく カンボジアなんだ、としみじみと感じていた。 何も言わない私を見て、今度は厚紙をくるりとひっくり返す。「5分待ってください」と書いてある。 そしてもう一言「シェンイェン!」 この響き、アジアで騙されるときの響きだ・・・と思った。荷物を勝手に持ってくれて、数メートル 運んだといって千円要求されたことがある(母が)。思い出したら、なんだか急に拒否反応が出て しまい、とっさに「マンデー、オーケー!」と言って帰ってきてしまった。ごめん、母。あの時 二千円払っていれば、母がわざわざ大使館に行くことはなかったんだけど。きっと母なら何の ためらいもなく二千円払うんだろうな、と帰り道に思った。 それにしても、私の前に並んでいた男性は即日発行の営業なんかされてなかったよ。やっぱり あの1000円はおばちゃんのポケットマネーになるんだろうか。
■ 母が取りに行く
申請が金曜日だったので、翌月曜日以降に受取に行くことができる。いつでもいいらしいので、
都合の良い日に行ってもらうことにした。
(つづく)
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